お部屋の賃貸

■お部屋の賃貸についての説明

[賃貸を検討されている方へ]

お部屋探しの際に重要な要素。それは賃料です。毎月支払いが発生するものですから、出来る事でしたら安い方が助かります。 ただ、気に入ったお部屋があれば無理してでも入居したい、と思う気持ちもわかります。

しかしながら、賃料は収入の25%に抑える事が一般的な形です。 例えば、月給30万円の方の場合、30万円×25%=75,000円となり、この金額未満に抑えるべきです。 これを一様の目安(限界値)として考えて、お部屋探しをして頂ければと思います。

[賃貸編]

1.借りる為に必要な条件

お部屋は、いかなる人でも平等に借りれるものではありません。

お部屋を借りる為にはいくつかの条件がお客様に必要になります。断られるケースとして、一般的な条件を挙げてみますので参考にして頂ければと思います。

・安定収入のない方(正社員以外の方の場合は審査で断られる場合もあります)
・収入と賃料のバランスが合っていない方(賃料が高過ぎる場合)
・連帯保証人をたてられない方(保証サービスもありますが、使えない場合もあります。また、連帯保証人は安定収入のある方以外は断られるケースがあります。)
・暴力団、またはその関係者
・現在のお住まいで問題を起こしてる方

何故このような条件があるのか?それはご自身が大家さんの立場になれば理解し易いかと思います。 アパート・マンション・貸家などを建てるには莫大な費用が掛かります。苦労して作った大切な財産を見ず知らずの方にお貸しする訳です。
初めから問題を起こすであろうと思われる方には、誰も貸したいとは思わない筈です。 なので、そう思われないような行動を日頃からして頂くことが寛容かと思われます。

2.手数料について

お客様が我々不動産業者にお支払する仲介手数料は、基本的にはどの不動産業者で契約しても発生します。 我々不動産業者が頂くものは、この仲介手数料のみで、他は全て大家さんへ引き継がれます。

仲介手数料が発生しない賃貸物件もあります。 例えば、レオパレス21の賃貸物件は当社でご紹介させて頂いても仲介手数料は発生しません。

3.実は、7~8割くらいは同じ情報です。

不動産業界は横の繋がりで成り立っています。お客様は色々な不動産業者へ足を運ばれますが、7~8割は情報が重複しています。 それは、それぞれの業者で抱える物件をお互いに紹介して、そしてこの業界が成り立っているからです。

4.お部屋探しのポイント

気に入った物件を見つける事は、言うまでもなく大切な事です。 しかしながら、不動産は世界に1つしか無いものです。そして、ある物の中から選ばなければならないのが不動産です。

残念ながら、大抵の方は100%気に入った物件に巡り会う事は出来ません。なので、お部屋探しには必ず妥協は必要な物、と思って頂いた方が宜しいかとも思います。

何故なら、お客様には「予算」と言う制約が必ずあるからです。

また、いくつかの候補の物件が出て来て、お部屋探しで悩んでしまう事があります。
その場合には、もう1度原点に立ち返り「優先順位」を付けて頂くと選び易いかと思います。 お客様が1番優先したい事…例えば、1番「日当たり」、2番「駅近」、3番「風通し」…などのように。

但し、「駅近」で「日当たり」や「静かさ」を求める事は非常識です。

大抵の駅周辺は「商業地域」と言って、住む事を前提とした街づくりではなく、商業の発展を目的とした地域として設定されていますので、 日当たりは勿論、静かさも有り得ません。もし、そのようなお部屋と巡り会えたら「ラッキー♪」と思って頂いた方が宜しいかと思います。

5.入居までの流れ

※お部屋探し → 入居申込 → 入居審査 → 契約 → 入居

一般的に、入居申込をして頂いてから、入居審査の結果が出るまでに1週間程度の期間が必要です。 「即入居したい」と言っても基本的には即日に入居が可能なお部屋は存在しません。

なので、お部屋探しは計画をキチンと立てて行って下さい。「1週間以内に入居したい」と言う状況ですと、 お部屋の選択肢が極端に範囲を狭めてしまい、結果としてお客様が納得のいくお部屋を選べなくなります。

入居審査の通過後の話ですが、管理会社によっては入居申込から2週間以内の入居を指定して来る管理業者もいます。 また、基本的には入居日が1ヵ月以上後と言う場合には断られるケースがあります。 あまり早く探されても意味がなくなってしまいますので、タイミングにはご注意ください。

入居申込時に、ご契約者・連帯保証人の方の住所・氏名・連絡先・勤め先・年収などの情報を申込書に書いて頂き、捺印して頂きます(入居申込時に収入証明書が必要な場合があります)。

契約時には、契約金等と必要書類(入居者全員の住民票・連帯保証人の印鑑証明書など)が必要になります。

6.ペットについて

マイホームを持つまでは、ペットの飼育はご遠慮して頂いた方がお部屋探しでは苦労しません。

何故なら、ペット飼育可の物件はとても数が少ない上に、1度入居されるとナカナカ空きが出ないからです。 ペットブームも便乗して、数が少ない所へ拍車を掛けてる現状なのです。

また、ペット飼育可の物件でも、中型犬以上は禁止だったり、猫は禁止だったりする事が多いです。 基本的には「小型犬のみ」と思って頂いた方が無難です。

更に、ペット飼育可の条件が付く事によって、敷金が1か月分増えたり、増えた敷金分は償却(戻って来ない)と言う条件が付いたりするケースがあります。

以上、一般的なお話を挙げてみました。
勿論、例外もありますので随時スタッフにご確認ください。